インフルエンザの流行型
インフルエンザは、毎年、流行するウイルスの型が変わります。特に近年はA型2種類、B型2種類のウイルスが混在して流行しています。
2015/2016シーズンより、インフルエンザワクチンは4種類のインフルエンザウイルスに対応しています。
インフルエンザを軽くみては危険です
インフルエンザの感染力は非常に強く、毎年約1千万人が感染しています。特に高齢者の方や呼吸器疾患、循環器疾患、糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方がインフルエンザに感染すると、入院が必要となったり、最悪の場合は死に至ることがあります。
また、小児ではインフルエンザに合併して急性脳症が起こることがあり、死亡や後遺症など、深刻な問題になっています。
合併症について
高齢者
高齢者がインフルエンザにかかった場合の合併症としては、肺炎が一番多いと言われています。
乳幼児
乳幼児(主に6歳以下)がインフルエンザにかかった場合は、合併症としてインフルエンザ脳症を引き起こす可能性があります。
予防接種を受けるときの注意点
- インフルエンザワクチンの必要性や副反応について不明な点がある場合は、予防接種を受ける前に医師と十分相談しましょう。
- 受ける前日は入浴(またはシャワー)をして、体と着衣を清潔にしておきましょう。
- 当日は体調をよく観察して、普段と変わったところがないことを確認してください。
- 予診票は医師に対する大切な情報です。正確に記入してください。
- 予防接種を受ける方がお子さんの場合、母子手帳を持っていきましょう。