風しん麻しん(MR)ワクチンについて
麻疹ワクチンと風疹ワクチンが一緒になったワクチンになります。
風しん麻しんワクチンを受ける時期は?
第一期と第二期に1回づつ、合計2回接種します。
第一期
生後12ヶ月〜24ヶ月未満
第二期
5歳〜7歳未満で小学校就学前の1年間 (通常、幼稚園・保育児の最年長)
麻しん(はしか)とはどんな病気?
麻しんは麻疹ウイルスによっておこる感染症です。 非常に感染しやすい病気で、免疫を持たない人が感染2007年から2008年にかけて麻しんの大流行が起こりました。 子どもの病気と考えられていた、麻しんが10~20歳代の若者で流行し、高校や大学が休校になり、麻しんは子どもだけの病気ではなく、大人でも注意が必要と考えられる用になりました。
妊婦が麻しんにかかると・・・
麻しんは感染力が強い病気なので、 免疫を持たない妊婦が麻しんにかかると流産や早産になります。 妊婦は接種できないワクチンもあるため、周りの人がワクチンを接種して妊婦を守りましょう。
麻しんの症状
- 発熱(最初3~4日間は38°C前後、一時下がった後、再び 39~40°Cの高熱) すると、ほぼ100%発症します。
- せき
- 鼻水
- めやに
- 発疹など
- 気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎などを 合併
予防接種を受けずに、麻しんにかかった人は 数千人に1人の割合で死亡することが 主な症状 【合併症) あります。
風しんとはどんな病気?
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹などを 特徴とするウイルス性の発疹症です。 子どもの場合は、数日で治ってしまう比較的軽い病気ですが、 すべての症状がそろわないことがよくあります。 関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などを合併することもあります。また、大人になってからかかると重症になるため、注意が必要です。 麻しん風しん混合(MR) ワクチンを妊婦に接種することはできません(接種不適当者)。 生まれてくる子どもを先天性風しん症候群から守るためには、妊娠を希望する女性(妊娠期間中を除く)だけでなく、その家族や周囲人々。(職場や学校など)がMRワクチンを接種し、風しんに対する免疫を持つことが大切です。
妊婦が風しんにかかると・・・
妊婦、特に妊娠20週頃までの女性が風しんに「かかると、胎児も風しんウイルスに感染し、目、耳、心臓などに先天性の病気をもつ可能性があります。この病気を先天性風しん症候群といいます。
当院での接種について
当院では2019年6月より接種を開始致します。詳細は窓口までお問い合わせ下さい。