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年齢のせいだと思っていませんか? 更年期障害に似た橋本病の症状

「最近疲れやすい」「体重が増えてきた」「やる気が出ない」「寒がりになった」。このような症状を感じたとき、「年齢のせいかな」「更年期だから仕方ない」と思っていませんか?

実は、これらの症状は更年期障害だけでなく、**橋本病(慢性甲状腺炎)**によって起こることがあります。

橋本病は、自分の免疫が甲状腺を攻撃してしまう自己免疫疾患です。日本では特に女性に多く、中高年になってから見つかることも少なくありません。病気が進行すると甲状腺ホルモンの分泌が低下し、「甲状腺機能低下症」の状態になることがあります。

甲状腺ホルモンは全身の代謝を調節する重要なホルモンです。そのため不足すると、疲労感、眠気、むくみ、体重増加、便秘、皮膚の乾燥、記憶力や集中力の低下など、さまざまな症状が現れます。また、気分の落ち込みや意欲の低下を感じる方もいます。

これらの症状は更年期障害と非常によく似ています。更年期障害では、ほてりや発汗、動悸などの症状が有名ですが、疲労感や気分の変化を訴える方も多く、橋本病との区別が難しい場合があります。そのため、「更年期だから」と思い込んでいたところ、血液検査で橋本病が見つかるケースもあります。

橋本病の診断は、血液検査で甲状腺ホルモンやTSH(甲状腺刺激ホルモン)を調べることで行います。また、甲状腺エコー検査によって甲状腺の状態を詳しく確認することも可能です。

橋本病による甲状腺機能低下症と診断された場合は、不足している甲状腺ホルモンを補う治療を行います。適切な治療によって症状が改善し、日常生活の質が大きく向上することも少なくありません。

「年齢のせい」「更年期だから仕方ない」と決めつける前に、一度甲状腺の状態を確認してみませんか。疲れやすさや体重増加、むくみなどの症状が続いている方は、お気軽にご相談ください。

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