HbA1cの検査値
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、過去1~2か月ほどの血糖状態を知るための大切な検査です。同じ血液を測定しても、検査機器や試薬、測定方法の違いにより、施設ごとに結果がわずかに異なる場合があります。これは検査の精度が低いということではなく、精密な検査でも一定の範囲で生じる可能性があります。
こうした差が治療に影響しないよう、検査には国際的な基準に基づく許容誤差が定められています。当院では、毎日の検査前に専用の管理試料を測定し、機器が正しく作動していることを確認してから患者さんの検体を測定しています。
また、HbA1cは機器の違いだけでなく、貧血などの体調によって変化することもあります。数値だけで判断せず、血糖値や体調、ほかの検査結果とあわせて確認することが大切です。
検査結果に多少の違いがあっても、すぐに異常とは限りません。気になることがありましたら、医師やスタッフにご相談ください。当院では、検査の精度管理を徹底し、安心して診療に役立てていただけるよう努めています。





