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運動療法

以前ブログで運動の効果についてお伝えしましたが、今回は運動の種類についてお伝えします。

運動には有酸素運動とレジスタンス運動(筋力トレーニング)があります。

【有酸素運動】

ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など酸素を取り込み、その酸素を使ってエネルギーを消費し、血糖の上昇を抑えるとともに継続して行うことでインスリンの働きを良くする効果があります。

【レジスタンス運動】

ダンベルやチューブ、自分の体重などで負荷をかけて行う筋力トレーニングのことです。
筋力がアップすると、体力がつくとともに基礎代謝が高くなり、脂肪を燃焼しやすい体になります。

有酸素運動とレジスタンス運動の2つをうまく取り入れて行うことが、効果的な運動療法といえます。
筋肉量を落とさず脂肪量を落としたい時は筋トレ→有酸素運動の順番がおすすめです。
筋トレで筋肉をつけると、基礎代謝が高まり、運動をしていないときにも脂肪分解を高める効果が期待できます。このとき有酸素運動を組み合わせることによって、脂肪燃焼効率の促進につながります。

●日常生活に運動を組み込むコツ

〈通勤時〉

・電車やパスで1駅分、1停留所分を歩く
・駅ではエスカレーターよりも階段を使う
・車通勤の場合は入り口から離れたところに駐車する

〈仕事中〉

・エレベーターよりも階段を多く使う
・座位の場合は時々足を床から数センチ浮かせ、5秒程度キープする
・昼休みに散歩や体操、ストレッチを

〈家〉

・床や窓などは雑巾を使って掃除をする
・料理や食器洗いをするときは時々つま先立ちを5秒程度キープする
・テレビを見ながら筋トレやストレッチをする

運動の頻度は週3日以上、1回10~30分間程度行うことが推奨されていますが、
個人差がありますので、いきなり頑張りすぎないように体に慣らしながらご自身のペースで徐々に強くしていきましょう。

管理栄養士

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