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岐南町の「徳田ねぎ」でつくる! トロうま!ねぎと里芋のクリームグラタン

今回は、当院がある岐阜県羽島郡岐南町の特産「徳田ねぎ」 を使ったグラタンを紹介します。

徳田ねぎとは

岐南町の徳田や上印食地域を中心に生産されている伝統野菜です。
江戸末期、尾張で栽培されていたネギの種子を譲り受け、八剣村(現在の岐南町)の人が「徳田ねぎ採種圃」
を作りました。そこで収穫した種子を近隣の農家に無料で配布したことで、付近一帯に普及したのが「徳田ねぎ」の始まりとされています。

ネギは一般的に、緑の部分(葉身)を主に食べる葉ねぎ(青ねぎ)と、白色の部分(葉鞘)を楽しむ根深ねぎ(白ねぎ)に大別されます。「徳田ねぎ」は葉ねぎの系統と言われますが、何度も土をかぶせることで軟白部分を長く伸ばすのが特徴です。癖が少なくて柔らかく、どの部分も美味しく食べることができるので、すき焼きや鉄板焼き、鍋、薬味など、幅広い料理で楽しまれています。
地元の生産者の方は、現在も種子を自家栽培して「徳田ねぎ」を大切に育て続けています。
(岐南町役場HPより引用)

岐南町は岐阜市の隣に位置し、岐南バイパスが通っているため、愛知県からもアクセスしやすい場所にあります。
また、大通りを1本入ると農地が多くあり、新鮮な野菜がたくさん採れます。
当院の近くに、JAぎふ おんさい市場 はぐり店があり、そこでは採れたての新鮮な野菜を購入することができます。今回は、そこで購入した徳田ねぎと里芋を使って、グラタンを作ってみました。

徳田ねぎは、岐南町のマスコット「ねぎっちょ」にもなっているので名前は知っていましたが、実は食べた事が無かったので、今回は、他の地域のねぎと食べくらべをやってみました。

上が徳田ねぎ、下が鹿児島産の白ねぎです。
今回購入した徳田ねぎはやや細めでしたが、太めの物もあります。
白ねぎはスーパーで売っている一般的なものです。

左が白ねぎ、右が徳田ねぎです。
それぞれ、同じ分量・時間で作りました。
まず、ねぎの硬い部分を、バターでじっくり炒めます。
(ねぎの甘みがでます!)

葉の部分のねぎとゆでた里芋、ベーコン・生クリーム・
牛乳を入れます。里芋のとろみを利用するので、ホワイトソースは無しでOK!耐熱皿に入れ、チーズをのせてオーブントースターで焼き色がつくまで焼けば完成。

AとBを試食。
Aは、ねぎの風味が強く感じられました。Bは甘みがあり、柔らかくクセのない感じでした。
実はBが徳田ねぎだったのですが、試食した全員が、Bの方が好きという結果でした。ここまで差が出ると思わず、ちょっとびっくりしました。

トロうま!ねぎと里芋のクリームグラタンの詳しい作り方は、クックパッドにも掲載しています。
みなさんも、地元の旬の野菜を使って、ぜひ作ってみてください。

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