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糖尿病と歯周病

こんにちは。
今日は6月4日、『虫歯予防デー』です。
また、6月4日から10日までを『歯と口の健康週間』といい、歯や口の中の健康を見直す週間とされています。
みなさんは、糖尿病と歯周病の関連性についてご存じですか?
歯周病は成人の約8割がり患しており、糖尿病の人は2倍以上かかりやすくなるといわれています。

糖尿病が歯周病に与える影響

糖尿病になると、身体の免疫力が低下し、細菌に対する抵抗力や組織の修復力の低下、口腔内の乾燥等が生じやすくなり、それらが歯周病の症状を悪化させます。
そのため歯周病は網膜症、腎症、神経障害、心筋梗塞、脳梗塞に次いで【糖尿病の第6番目の合併症】といわれています。

歯周病が糖尿病に与える影響

歯周病が悪化すると、歯周組織から分泌される炎症物質が血糖値をコントロールするインスリンの働きを低下させてしまうため、血糖コントロールが悪くなり、糖尿病の発症や悪化をまねきます。糖尿病が悪化すると免疫力が低下し、歯周病を進行させます。

 
 

このように、糖尿病と歯周病は密接な関係にあるのです。
糖尿病も歯周病も自覚症状が分かりづらいため、予防のために定期的に健康診断や、歯科検診を受けることが大切です。
「虫歯予防デー」や「歯と口の健康週間」をきっかけに、大切な歯のこと、身体のこと、考えてみませんか?

糖尿病と歯周病

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